DXとAI活用②

外部のエンジニアはIT技術のプロで、
よいエンジニアさんにお願いしたら自社のAI活用が進む!
そう考えている人が多いですが、実は大間違い・・・
外部の専門家はあなたの業界やあなたの会社、業務のプロではありません。
打ち合わせで希望を伝えても、現場の細かいニュアンスや暗黙のルールまでは絶対に伝わりません。残念ながら仕方のないことです。
「同業他社で使われてるシステムです!」と営業されても、そのシステムが自社のやり方に合うか、は分かりません。
このあたりを曖昧にして進めた結果、「導入したが実は使いにくい」というシステムが出来上がります。
外部の専門家に頼むこと自体は悪くありません。
外部のプロに「任せっぱなし」に進めると失敗しやすい、ということです。
ではどうしたらよいか?
答えは簡単です。
現場が分かり、ITも分かる人が社内にいれば解決します。
このような人材がいるとどうなるか?
現場作業もIT技術も理解していれば、外部の専門家との意思疎通が劇的に向上します。
このようなDX人材が社内いれば非常に使い勝手のよい、「みんなに喜ばれ活用されるシステム」が出来上がります。
前半の通り、「IT人材がいれば解決する」、ならば新たに採用せねば!っと考えたくなりますが、残念ながら極めて難しいです。
現実的に、あなたの業界の専門知識や業務フローを深く理解しているITエンジニアは市場にほとんどいません。
いたとしても高額な報酬が必要でしょう。
仮に採用できても、定着しないリスクがある
もし仮に、そのような夢の人材が採用できたとしても、中小企業の場合はエンジニアに何でもやらせがちです。
開発も保守もヘルプデスクも担当させていると、疲弊して辞めてしまいかねません。
そして、その人が辞めた瞬間に、すべてが止まってしまう。
こんなリスクまでも抱えることになります。
ではどうしたらいいのか?
現場で活躍する、あなた自身がITやDXを学べば良い、という事です。
ITの専門家になる必要はありません、ITやAIの概要が分かれば十分です。
業界の専門知識✖ちょっとしたDX、IT知識、
これだけで十分に外部の専門家と建設的な打ち合わせが可能になります。
「ペーパーレス化を進めよう」という掛け声は至る所から聞こえてきます。
ただ、よくよく考えてみてください。
その紙の作業をなくすことで、誰の、何の負担が減りますか。
業務は速くなりますか?
コスト削減や売上に繋がりますか?
デジタル化は手段であって、目的ではありません。
「紙をなくすこと」=IT化だと思って進めると、現場はかえって不便になることは多々あります。
むしろ、全国でこの由々しき問題が多発しています。
工場の点検チェックシートを例にとります。
タブレット端末を持って歩くよりも、紙にチェックして後ほどまとめて入力した方が、現場の動きが速いことがあります。
特にベテランの熟練した作業員の方はその方が圧倒的に業務効率がよいケース多数あります。
その場合、手書きのチェックシートの文字をOCR(文字認識)でデジタル化するハイブリッドな方法を使った方が、現場のストレスなくDX化が進むこともあります。
「紙かデジタルか」ではなく「どちらが現場に合っているか」が判断基準ということです。
つまり、使う人の利便や意見を踏まえない、DX化だからとペーパーレスのシステムを入れても意味がないということです。
質問です。
いま社内でやっている業務、それは本当に必要ですか?
・月末にまとめて行われる形骸化されたチェックリスト
・無駄に承認と確認が多い形式的な承認フロー
こういった業務をそのままシステム化しても、ムダが少し速くなるだけで実はあまり意味がありません。
システム導入の前に確認したいことが大きく3点
まず、「この仕事、本当に必要か」
次に、「どこで詰まりやすいか」
そして、「どうなっていたら理想か」
この3つが曖昧なまま進めるシステム導入は、ほぼ失敗します。
逆にこれが整理できれば、何をシステム化すべきかが自然に見えてきます。
正しく現状を疑うことが重要で、これが出来る人はDX人材となり重宝されるでしょう。
ITやAIに詳しいだけの人ではなく、「業務改善の視点」を持てる人、
その改善の解決ツールにITやAIも活用できる人、です。
そしてこのDX人材の需要は近年激増しています。
人手不足の影響で少人数で今までの仕事を回す必要性が高まっているためです。
会社の、現場の困りごとを解決し、生産性の向上や時間の確保ができる
「ボトルネック」を発見し、改善することが重要です。
そして、いま、この自社のボトルネックを発見し、組織を巻き込んで業務改革できる人材を育成する講座が開校されます。
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